
配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
原料の紙づくりから箱への加工までを一貫して抱え、欧州と米国にまたがる巨大な生産網を持つ点が強み。幅広い産業に包装を供給するため需要が分散し、規模による効率も効く。ネット通販の拡大と、プラスチックから紙への切り替えという追い風を取り込める立ち位置にいる。
商品を運び守る段ボール箱や、紙の包装材の製造・販売が収益の柱。古紙を原料に紙を作り、それを箱や包装に加工して、消費財や食品、通販の企業へ供給する。原料の紙づくりから加工までを自社で抱え、幅広い産業の包装需要を取り込んで稼ぐ構造になっている。
景気後退で消費財の出荷が減ると、包装材の需要が鈍る。古紙やエネルギーの価格が上昇し、製品価格に転嫁しきれないと利益が圧迫される。供給過剰による紙の市況の下落や、大型統合の効果が想定通り出ないことも、収益の重しになりうる。
配当を出しつつ、欧米の統合による効率化と、生産網の最適化に力を入れる経営。原料から加工までの一貫体制と規模を生かしてコストを抑え、紙への切り替えという追い風を取り込みながら、市況の波に耐えて稼ぐ力を高める方針が特徴になっている。
段ボールと包装材の需要に依存する。ネット通販の拡大や、消費財の出荷がどれだけ活発か、プラスチックから紙へ切り替える環境意識の高まりを取り込めるか、そして古紙やエネルギーの価格、統合の効果が、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $45.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $18.3B(41%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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