まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
全米でも人口増が著しいアリゾナやネバダで、都市ガスをほぼ独占的に供給する規制事業ゆえ、需要が安定し収益が読みやすい点が強み。人口の流入で新規のガス接続が増え、需要の伸びを取り込める。規制下で投資を着実に回収しながら、成長地域の都市ガスという安定した事業で長年配当を続けてきた立ち位置にいる。
アリゾナ、ネバダ、カリフォルニアの一部で、家庭や企業に都市ガス(天然ガス)を配給する料金が収益の柱。規制当局の認可を受けた料金で、地域のガス供給をほぼ独占的に担う。ガス管などの設備に投資し、その資産規模に応じた収益を認められる。人口増の地域での安定したガス需要を土台に、規制された料金から着実に稼ぐ構造になっている。
規制当局が料金の引き上げを認めないと、投資の回収や収益確保が難しくなる。金利の上昇は、多額の設備投資を抱える公益事業の借入負担を重くする。脱炭素の流れで都市ガスから電化への切り替えが進むと、長期でガス需要が細る懸念もある。暖冬による需要減や、ガス管の事故も、収益の重しになりうる。
安定した配当を続けつつ、ガス管の整備・更新と、規制当局との料金交渉、成長地域での需要拡大に力を入れる堅実な経営。人口増で伸びる都市ガスの需要を土台に、規制下で投資を回収しながら設備を増強し、安定した料金収入を着実に伸ばす方針が特徴になっている。
規制当局が認める料金と、地域のガス需要、設備投資、人口増に依存する。料金改定で投資の回収が認められるか、人口や経済の成長で需要が伸びるか、ガス管の整備・更新を着実に進められるか、そして金利の水準が、業績を左右する大きな前提になる。成長地域の需要が収益の土台になる。
資産 $10.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4B(38%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
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