
安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
百年を超える歴史でケンタッキーに根を張り、地元で揺るぎない信頼と低コストの預金を築いた地盤が最大の強み。地銀としては比率の高い資産運用と信託の事業を持ち、金利に頼りすぎない収益を組み込む。派手な拡大を避け、堅実な融資の規律を長く守ってきた老舗の地域銀行の立ち位置にいる。
ケンタッキー州を中心に、隣接する州で集めた預金を地元の企業や個人に貸し出す利ざやが収益の柱。商業向けの融資と商業用不動産、住宅ローンが中心になる。加えて、地銀としては比率の高い資産運用と信託の手数料も収益を支える。地縁の深い低コストの預金を元手に、堅実な融資と資産運用の手数料の二本立てで稼ぐ構造になっている。
景気後退で地元企業の貸し倒れが増えると、利益が直接傷む。商業用不動産への融資は空室率の上昇局面で重荷になる。金利の急変は利ざやと保有する債券の評価を揺らす。株式相場の下落は資産運用の手数料を細らせる。地盤が限られた地域に偏るため、地域経済の停滞の影響を受けやすい。
配当を続けながら、保守的な融資と経費の管理で堅実に稼ぐ経営。無理な拡大より地盤の深耕を優先し、近隣州へは慎重に広げる。資産運用と信託の手数料事業を育てて、金利に左右されにくい収益を厚くする方針が特徴になっている。
地域経済と、預金基盤、資産運用に依存する。地元の企業と家計が借入を続けるか、長年の関係で築いた低コストの預金を守れるか、株式相場が資産運用の手数料を支えるか、そして商業用不動産向け融資の質を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $9.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.1B(11%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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