AT&T は、米国最大級の通信会社だが、成長株というより「高い配当で持つディフェンシブ株」として読むのが素直な銘柄だ。
携帯と固定通信の月額収入は景気に左右されにくく安定しているが、契約数の伸びは乏しい。かつてメディア事業へ手を広げて失敗した反省から、いまは本業の通信に集中し、重い借金を減らす立て直しの途上にある。T を読むときは、成長よりも、借金と設備投資をこなしながら看板の高配当を守り続けられるかを軸に見るとよい。
米国全土をカバーする通信網と、生活インフラとしての安定した月額収入が強み。派手な成長はないが、景気に左右されにくい収入の厚みと、高い配当利回りが投資家を引きつける。
毎月の携帯通信料が収益の大黒柱。これに家庭向けの光回線やインターネット、法人向けの通信サービスが加わる。生活インフラとして繰り返し支払われる月額収入を、安定的に積み上げる構造になっている。
価格競争で契約者を奪われると、もともと薄い成長が一段と鈍る。金利上昇で重い借金の利払いが膨らんだり、設備投資がかさんだりすると、看板である高配当の維持が疑われやすい。
過去の事業拡大の失敗を反省し、本業の通信に集中して借金を減らす立て直しモード。高い配当の維持を重視しつつ、通信網への投資と借入返済のバランスを取る守りの経営が特徴になっている。
財務指標は標準的な水準です。レバレッジや流動性の推移に注目しましょう。
前年比。3年の年平均は 1.3%
売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ
本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字
株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか
本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない
営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金
フリーCFがプラスで、現金を生み出せている状態
株価に対して年間いくら配当が出るか
利益のうち配当に回す割合。高すぎると無理がある
AT&T は、米国最大級の通信会社だが、成長株というより「高い配当で持つディフェンシブ株」として読むのが素直な銘柄だ。
携帯と固定通信の月額収入は景気に左右されにくく安定しているが、契約数の伸びは乏しい。かつてメディア事業へ手を広げて失敗した反省から、いまは本業の通信に集中し、重い借金を減らす立て直しの途上にある。T を読むときは、成長よりも、借金と設備投資をこなしながら看板の高配当を守り続けられるかを軸に見るとよい。
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