まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
まぶたのダニが起こす炎症という、長く有効な薬のなかった分野で初の承認薬を持つ先行の立場が最大の強み。専門の眼科医に的を絞った営業で処方を広げる。患者の多い身近な病気でありながら見過ごされてきた領域を切り開いた、一番手の立ち位置にいる。
まぶたのふちに寄生する微小なダニが原因で起こる、目の縁の慢性的な炎症を治す目薬の販売が収益の柱。この病気に効く初めての承認薬として、専門の眼科医を通じて処方を広げている。長く有効な治療法がなかった分野を新たに切り開いた。承認薬がまだ一つに偏るため、その普及の速さがそのまま業績を決める構造になっている。
収益が事実上一つの薬に偏るため、普及が想定より遅れると業績が直撃される。保険の適用が限られれば、患者の負担が処方の壁になる。後から似た競合薬が出れば価格と処方を奪われる。多くの製薬会社と同じく、開発中の新薬が試験で失敗すれば成長の絵が崩れる。
配当を出さず、現金を主力薬の販売の拡大と、続く新薬の開発に集中させる経営。専門の眼科医への営業を厚くして処方の定着を急ぐ。一つの製品への依存を減らすため、隣接する目の病気の薬を育てる方針が特徴になっている。
主力の目薬の普及と、保険の適用、開発中の新薬に依存する。眼科医がこの新薬を日常の処方として定着させるか、保険でカバーされて患者が使いやすくなるか、続く開発候補が承認にこぎ着けるか、そして一つの製品への依存から抜け出せるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $562M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $343M(61%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約8年分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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