まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
遠隔の医療で世界最大級の規模と、企業や保険会社との幅広い契約を持つ点が最大の強み。診察に加え、心の健康の相談や慢性病の管理まで、遠隔で支える幅広いサービスを束ねる。単発の診察にとどまらず、継続的な健康の管理へ広げる。遠隔医療の先頭を走り、立て直しに挑む大手の立ち位置にいる。
患者がスマホやパソコンを通じて、対面せずに医師の診察を受けられる遠隔の医療サービスを提供するのが事業の柱。柱は二つで、勤め先や保険を通じて会員に診察を提供する事業と、買収で取り込んだ、心の健康の相談や慢性病の管理を支える事業からなる。企業や保険会社と契約し、その会員の数に応じた定額の料金や、診察ごとの料金で稼ぐ構造になっている。
新型コロナの時期に急拡大した遠隔医療の需要が、その後は伸び悩んだ弱点を抱える。慢性病の管理の事業を高値で買収したが、想定どおりに育たず、価値の大きな見直しを迫られた。大手の保険や医療の会社、新興の競合との争いも激しい。会員あたりの単価を上げにくく、利益が出にくい。立て直しの遅れが株価に重くのしかかる。
配当を出さず、現金を慢性病の管理や心の健康の事業の立て直しと、採算の改善に充てる経営。急拡大の後の伸び悩みに対し、単なる診察から継続的な健康の管理へ重心を移すことを重んじる。買収で膨らんだ事業を整理しつつ、会員の利用の定着と収益性の改善を進める方針が特徴になっている。
遠隔医療の需要と、会員の維持、慢性病管理の伸びに依存する。企業や保険会社が遠隔の医療サービスを会員に提供し続けるか、会員の利用が定着するか、心の健康や慢性病の管理の事業を伸ばせるか、そして買収で膨らんだ事業の不振を立て直せるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $2.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.4B(48%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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