
売上が高い成長を続けている会社
世界最大の作業船団と、買収で固めた地域の寡占が最大の強み。新造には数年と高額の投資が要るため、既存の船を持つ者が市況の回復を総取りする。借入を抑えた財務で市況の波を耐え、自社株買いで還元する規律も備えた、市況産業の勝ち残りの立ち位置にいる。
洋上の油田やガス田に人員と資材を運び、掘削船や設備の位置保持を支える作業船の傭船料が収益の柱。世界の海域に数百隻の船団を展開し、日割りの料金で石油会社に貸す。業界の長い不況で新造船がほぼ途絶えたため、船の需給は構造的に締まっている。傭船料と稼働率の積で稼ぐ構造になっている。
油価の急落で洋上の開発が止まると、傭船料と稼働率は数か月で崩れる。業界が過去に経験した長い冬は、破綻と再編の歴史でもある。傭船料の高騰が続けば新造の発注が戻り、数年後の供給増が天井になる。船の維持費と環境規制への対応も重い。
配当を出さず、市況の利益を自社株買いと船団の若返りに振り向ける経営。傭船料の規律を守って安売りを避け、長期契約と短期の市況をバランスさせる。買収で船団を増やしつつ財務の健全さを保つ方針が特徴になっている。
洋上の開発投資と、船腹の需給、傭船料の持続に依存する。油価が洋上掘削の投資を支えるか、新造船の不在による需給の締まりが続くか、老朽船の退役が供給をさらに絞るか、そして洋上風力など新しい需要が船の使い道を広げるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $2.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.4B(57%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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