TE
T1 Energy太陽光のパネルを米国の国内で、中核の電池の部分から一貫して作ることを目指す点が最大の特徴。海外への偏った依存を避けたい需要と、国内の製造を後押しする政策の追い風に乗る。電池の会社から太陽光の製造へ転じた新興として、人工知能の電力需要という大きな流れに接続する立ち位置にいる。
太陽光で発電するパネルを、米国の国内で作って供給することを目指す新興の製造会社。もとは電池の会社だったが、太陽光の製造へ大きく舵を切った。パネルを組み立てる工場をすでに稼働させ、その中核の電池の部分を作る工場の立ち上げを急ぐ。海外、特に特定の国に偏った供給から国内へ回帰する流れに乗る。いずれパネルの販売で本格的に稼ぐ構造を描くが、立ち上げの途上にある。
工場の立ち上げには巨額の資金と時間がかかり、費用の超過や工期の遅れが資金繰りを脅かす最大の弱点になる。本格的な生産が始まるまでは売上が乏しく赤字が続き、増資で持ち分が薄まる。国内の製造を支える政策が変われば、採算の前提が崩れる。海外の安価なパネルとの価格の競争や、太陽光の需要の変動も逆風になりうる。
配当を出さず、調達した資金を太陽光の工場の建設と立ち上げに集中投下する経営。国内の製造を支える政策の支援を生かし、海外依存からの回帰の需要を取り込む。本格生産までの赤字の期間を資金調達でつなぎ、中核を作る工場の立ち上げに資源を絞る方針が特徴になっている。
太陽光の需要と、工場の立ち上げ、政策の支援に依存する。人工知能のデータセンターなどで電力の需要が高まり太陽光のパネルの需要が伸びるか、中核を作る工場を予定どおりの費用と工期で立ち上げられるか、国内の製造を後押しする政策の支援が続くか、そして立ち上げまでの赤字を資金調達で支えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $1.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $250M(18%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$182M
- 他の流動資産$481M
- 固定資産$709M
- 流動負債$464M
- 長期借入金$344M
- 短期借入金$46M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $755M
- 売上成長率
- 25572.8%
- 粗利率
- 7.4%
- 営業利益率
- −31.1%
- 純利益率
- —
- ROE
- —
- ROIC
- −28.9%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $95M
- フリーCF
- $17M
- 営業CFマージン
- 12.6%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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