Teradyne は、製造された半導体が「正しく動くか」を検査する装置を作る大手だ。
チップを大量に作る限り検査は必要で、しかもチップが複雑になるほど検査の手間と重要性が増す。同社はこの検査装置で高いシェアを持ち、AI向けの複雑なチップが増えるほど需要を取り込める。加えて工場用の協働ロボット事業も持つ。業績は半導体の生産量と市況の波に連動する。TER を読むときは、半導体の生産・設備投資のサイクルと、チップ複雑化という追い風を軸に見るとよい。
半導体の検査装置で高いシェアを持ち、チップが複雑になるほど検査の重要性が増す点が強み。一度導入されると同じ検査装置が使われ続け、AI向けの複雑なチップが増えるほど検査の手間と装置の需要が増える立ち位置を持つ。
製造された半導体が設計どおり正しく動くかを検査する装置の販売が収益の柱。これに、工場や倉庫で使う協働ロボットの事業が加わる。チップを大量に作る限り検査が必要なため、半導体の生産量に連動して稼ぐ構造になっている。
半導体の生産が落ち込んだり、市況が在庫調整の局面に入ったりすると、検査装置の需要も鈍る。特定の大口顧客や、スマホ向けの需要に偏ると、その動向次第で業績が振れる。協働ロボット事業の競争も、リスクになる。
配当と自社株買いで株主に還元しつつ、検査装置と協働ロボットの技術開発へ投資する経営。半導体市況の波で業績が振れる中、成長分野へ投資を続け、高い利益率を保つ規律ある姿勢が特徴になっている。
自己資本・流動性ともに安定し、黒字を維持しながら財務の安全性も高い水準にあります。
前年比。3年の年平均は 0.4%
売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ
本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字
株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか
本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない
営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金
フリーCFがプラスで、現金を生み出せている状態
株価に対して年間いくら配当が出るか
利益のうち配当に回す割合。高すぎると無理がある
Teradyne は、製造された半導体が「正しく動くか」を検査する装置を作る大手だ。
チップを大量に作る限り検査は必要で、しかもチップが複雑になるほど検査の手間と重要性が増す。同社はこの検査装置で高いシェアを持ち、AI向けの複雑なチップが増えるほど需要を取り込める。加えて工場用の協働ロボット事業も持つ。業績は半導体の生産量と市況の波に連動する。TER を読むときは、半導体の生産・設備投資のサイクルと、チップ複雑化という追い風を軸に見るとよい。
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