事業は安定寄りだが財務に注意点が残る、どの型にも寄り切らない中間型
処置のたびに使われる消耗品型の医療機器を、救急から外科まで幅広い診療科に揃える総合力が強み。命に関わる処置の器具は信頼が重視され、いったん採用されると切り替えにくい。買収で有望な機器を取り込み育てる手法を重ね、病院の調達先として幅広く食い込む立ち位置にいる。
血管に入れるカテーテルや、気道を確保する器具、外科手術の器具、前立腺の治療機器など、病院での処置に使う医療機器の販売が収益の柱。救急や集中治療、外科、泌尿器など幅広い診療科に供給する。多くは処置のたびに使われる消耗品で、繰り返し売れる。買収で製品群を広げ、病院の処置を支える機器で稼ぐ構造になっている。
病院の人手不足や予算の制約で処置・手術の件数が伸び悩むと、機器の需要が鈍る。主力製品が競合に押されたり、期待した買収製品が不振だったりすると、成長が止まる。買収に頼った成長ゆえ、負債や統合の負担も重い。保険償還の見直しや製品の回収も、収益の重しになりうる。
配当を出しつつ、買収による製品群の拡充と、有望機器の育成、事業の選別に力を入れる経営。医療の安定需要を土台に、処置に使う消耗品型の機器で繰り返し収益を得ながら、買収と入れ替えで製品群を新陳代謝させ、成長分野に投資を集める方針が特徴になっている。
病院での処置・手術の件数と、製品の採用、買収の成否に依存する。手術や救急の処置が安定して行われるか、医療現場に製品が採用され続けるか、買収した製品をうまく育てられるか、そして保険の償還を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。医療の安定需要が収益の土台になる。
資産 $6.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3.1B(45%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
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