
景気敏感な事業で、配当も出す会社
一枚ずつ交換できるタイル状のカーペットという、敷き替えの手軽さで普通のカーペットと差をつけた点が最大の強み。汚れた部分だけ替えられる利便性が、事務所や空港など人の多い場所で選ばれる。再生材料を使った環境配慮を早くから掲げ、環境を重んじる企業の床材として支持を集める立ち位置にいる。
事務所や店舗、学校、空港の床に敷く、四角いタイル状のカーペットを作って売るのが収益の柱。一枚ずつ交換できるため、汚れた部分だけ敷き替えられる利便性が支持される。これに、ゴム系の床材も加わる。建物を建てたり改装したりする需要に連動する。再生材料を使った環境配慮を早くから掲げ、床材の販売量で稼ぐ構造になっている。
在宅勤務の定着で事務所の新設や改装が減れば、主力の床材の需要に逆風になる。建設は景気と金利に敏感で、不況で改装が先送りされれば売上が落ちる。原料の石油由来の材料費の高騰は採算を圧迫する。床材は競合が多く、安価な製品との価格競争も利益を削る。為替の変動も世界展開ゆえ業績を揺らす。
配当を続けながら、タイル状のカーペットを主力に床材の事業を回す経営。再生材料を使った環境配慮を製品の差別化に据える。原材料費の変動に対応しつつ、改装の需要や環境を重んじる顧客を取り込んで安定した販売を保つ方針が特徴になっている。
事務所の建設と改装と、環境配慮の評価、原材料費に依存する。事務所や商業施設の新築や改装の需要が床材を支えるか、環境に配慮した製品という評価が選ばれる理由になるか、原料の石油由来の材料費を価格に転嫁できるか、そして在宅勤務で事務所の床需要が細りすぎないかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $1.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $641M(53%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
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