TJX は、ブランド衣料の売れ残りを安く仕入れて売る「訳あり品の小売」で、節約志向の時代に強い最大手だ。
何が並ぶか分からない宝探しのような売り場と、定価より大幅に安い価格が客を引きつける。景気が悪く人々が支出を絞るほど、こうした安売り店の客足は伸びやすい。一方で景気が良すぎると、安く仕入れる元手である余剰在庫が減る逆説もある。TJX を読むときは、節約志向の追い風と、仕入れ環境という独特の変数を合わせて見るとよい。
世界中のブランドから余剰在庫を安く大量に仕入れる交渉力と、それを素早くさばく店舗運営が強み。景気が悪く消費者が節約に走る局面ほど客足が伸びる、不況に強い逆張り的な体質を持つ。
メーカーやブランドの売れ残り・過剰在庫を安く仕入れ、定価より大幅に安い値段で売る。衣料や生活雑貨が中心で、何が並ぶか分からない「宝探し」的な売り場で客を引きつけ、安さと回転の速さで稼ぐ構造になっている。
景気が良すぎてブランド品の余剰在庫が減ると、安く仕入れる原資が細る。ネット通販やほかの安売り業態との競争、人件費や物流費の上昇も、薄い利益率を圧迫する要因になる。
派手な広告やネット展開を抑え、安さと効率に徹する規律ある経営。生み出したキャッシュを自社株買いと増配で株主に還元しつつ、地道な出店で売り場を世界に広げてきた。
自己資本・流動性ともに安定し、黒字を維持しながら財務の安全性も高い水準にあります。
前年比。3年の年平均は 6.5%
売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ
本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字
株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか
本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない
営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金
フリーCFがプラスで、現金を生み出せている状態
株価に対して年間いくら配当が出るか
利益のうち配当に回す割合。高すぎると無理がある
TJX は、ブランド衣料の売れ残りを安く仕入れて売る「訳あり品の小売」で、節約志向の時代に強い最大手だ。
何が並ぶか分からない宝探しのような売り場と、定価より大幅に安い価格が客を引きつける。景気が悪く人々が支出を絞るほど、こうした安売り店の客足は伸びやすい。一方で景気が良すぎると、安く仕入れる元手である余剰在庫が減る逆説もある。TJX を読むときは、節約志向の追い風と、仕入れ環境という独特の変数を合わせて見るとよい。
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