純資産マイナス+赤字。再建途上で要警戒
陸上の鉱山に頼らず、深海底の金属資源という未開拓の供給源に挑む先駆けという点が最大の強み。電池の原料となる金属を、中国などに偏る供給網の外で確保できる可能性を持つ。脱・海外依存と電動化という時代のテーマに乗る一方、環境論争の最前線に立つ、極めて投機的な資源開発の立ち位置にいる。
まだ生産前で売上はなく、当面は増資で資金を集めて開発を進める段階の会社。狙うのは、太平洋の深い海底に大量に転がる、ニッケルやコバルト、マンガンを含む金属の塊を採取し、電池の原料になる金属を取り出すこと。陸上の鉱山に頼らない新しい資源として期待される。採掘の許可と技術が確立すれば、金属の販売で稼ぐ構造を描く。
深海の採掘は、海洋環境を破壊するとして世界的に強い反対があり、国際的な規制が許可を認めなければ事業そのものが成り立たない。生産までは売上がなく、増資で既存株主の持ち分が薄まり続ける。電池向けの金属の価格が下落すれば採算が崩れる。採取と精製の技術の確立にも、巨額の資金と年数がかかる。
配当を出さず、増資で集めた資金を採掘の許可の取得と採取・精製の技術開発に集中投下する経営。国際的な規制の枠組みづくりに働きかけ、許可の獲得を最優先に置く。環境への懸念に応える調査も示しつつ、本格生産までの長い投資期間を資金調達でつなぐ方針が特徴になっている。
採掘の許可と、環境への対応、金属価格に依存する。深海の採掘を認める国際的な規制の枠組みが整うか、環境への影響をめぐる強い反対をかわせるか、採取と精製の技術と資金を確保できるか、そしてニッケルやコバルトの価格が採算に見合う水準を保つかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $182M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。増資や資金繰りに注意
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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