Thermo Fisher Scientificは、医薬品そのものを作る会社ではなく、製薬や研究の現場に必要な道具を「丸ごと供給する裏方」として読むのが正しい銘柄だ。
分析装置や実験器具を売るだけでなく、繰り返し買われる試薬・消耗品や、製薬企業から請け負う研究・製造サービスまで抱えるため、一度現場に入り込めば継続的な収入が積み上がる。買収を重ねて品揃えを広げてきたこの構造を理解すると、派手さはなくとも景気に左右されにくいTMOの堅さが見えてくる。

研究の現場に必要な装置・試薬・受託サービスを一社で丸ごと揃えられる総合力が他社にない強み。消耗品の継続購入と顧客への深い入り込みが、景気に左右されにくい安定収益を生む。
分析装置や実験器具の販売に加え、繰り返し買われる試薬・消耗品と、製薬企業から受託する研究・製造サービスが収益の柱。一度顧客の現場に入り込むと継続購入が続く、粘着性の高い構造になっている。
製薬業界の研究開発が縮んだり、新型コロナ関連で膨らんだ需要の反動が出たりすると、成長が鈍る。大型買収を繰り返す体質ゆえ、統合がうまくいかないと負担が重く残るリスクもある。
積極的なM&Aで事業領域を広げ、規模の利を効かせる成長戦略が特徴。安定したキャッシュを買収と研究開発に再投資しつつ、自社株買いと配当でも株主に還元する二段構えの経営を続ける。
強固な財務基盤を持ち、黒字を保ちながら長期の成長投資を支える高い安全性があります。
前年比。3年の年平均は -0.3%
売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ
本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字
株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか
本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない
営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金
フリーCFがプラスで、現金を生み出せている状態
株価に対して年間いくら配当が出るか
利益のうち配当に回す割合。高すぎると無理がある
Thermo Fisher Scientificは、医薬品そのものを作る会社ではなく、製薬や研究の現場に必要な道具を「丸ごと供給する裏方」として読むのが正しい銘柄だ。
分析装置や実験器具を売るだけでなく、繰り返し買われる試薬・消耗品や、製薬企業から請け負う研究・製造サービスまで抱えるため、一度現場に入り込めば継続的な収入が積み上がる。買収を重ねて品揃えを広げてきたこの構造を理解すると、派手さはなくとも景気に左右されにくいTMOの堅さが見えてくる。
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