業務用の床清掃機械という地味だが欠かせない分野で、世界有数の規模と長い歴史を持つ専業の地位が最大の強み。機械を売った後の消耗品や保守という繰り返し入る収入が、安定した稼ぎを生む。人手不足を背景に、自動で走る無人の清掃機械という成長分野も先取りする、清掃機械の老舗の立ち位置にいる。
工場や倉庫、空港、商業施設の広い床を洗ったり磨いたりする、業務用の清掃機械を作って売るのが収益の柱。手押し式から人が乗る大型、近年は自動で走る無人の機械までそろえる。機械を売って終わりではなく、洗剤やブラシといった消耗品、部品、保守という繰り返し入る収入を積み上げる。世界で展開し、機械の販売と継続収入で稼ぐ構造になっている。
景気後退で工場や商業施設の設備投資が絞られると、機械の販売がまとまって落ちる。鋼材や部品の原材料費の高騰は採算を圧迫する。世界展開ゆえ為替の変動も業績を揺らす。自動で走る清掃機械では、新興の専門メーカーとの競争もある。地味な成熟市場ゆえ、大きな成長は見込みにくい。
配当を続けながら、消耗品と保守の継続収入を厚くする経営。人手不足を背景に、自動で走る清掃機械への投資を進める。買収で品揃えと地域を広げつつ、原材料費を管理して採算を守る方針が特徴になっている。
産業や商業の清掃需要と、自動化、原材料費に依存する。工場や倉庫、商業施設の清掃機械への投資が続くか、人手不足で自動で走る清掃機械の需要が高まるか、消耗品や保守の継続収入を積めるか、そして鋼材や部品の原材料費を価格に転嫁できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $1.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $602M(47%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$106M
- 他の流動資産$493M
- 固定資産$669M
- 流動負債$293M
- 長期借入金$274M
- 短期借入金$400K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1.2B
- 売上成長率
- −6.5%
- 粗利率
- 40.2%
- 営業利益率
- 5.7%
- 純利益率
- 3.6%
- ROE
- 7.3%
- ROIC
- 6.2%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $65M
- フリーCF
- $43M
- 営業CFマージン
- 5.4%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $22M
- 配当性向
- 50.0%
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