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強み

世界最大級の施設網と会員基盤を持ち、滞在先の選択肢の広さで他社と差をつける点が強み。販売だけでなく貸付と管理費という反復収入が厚く、不況期も土台が残る。柔軟なポイント制で若い層への入り口を広げ、休暇の習慣そのものを会員契約に変える商売の盟主の立ち位置にいる。

成長ドライバー

リゾート施設に毎年滞在できる権利を、数十年単位の契約と分割払いで販売する収益が柱。販売益に加え、購入者への貸付の金利収入と、施設の管理費が毎年積み上がる。著名な旅行雑誌のブランドを買収し、会員制の旅行サービスも広げる。一度売った契約が長く現金を生み続ける構造になっている。

リスク

不況で家計が痛むと、新規販売の急減と既存ローンの延滞増という二重の打撃を受ける。強引な勧誘という業界の古い評判は、規制と訴訟の火種であり続ける。若い世代が長期契約という商品自体を敬遠すれば、顧客の土台が痩せていく。貸付に頼る構造は、資金市場の混乱に弱い。

経営の癖

高めの配当と自社株買いで株主に還元しつつ、ブランドの買収で旅行関連の会員事業を広げる経営。販売の伸びより貸付の質と反復収入の厚みを重視し、景気の波に備える。古い業界の評判を改善しながら現金創出を保つ方針が特徴になっている。

読みの軸

中間層の休暇支出と、購入者の返済力、販売網の効率に依存する。家計に余裕のある層が高額の滞在権を買い続けるか、分割払いの延滞が想定内に収まるか、既存会員への追加販売で獲得費用を抑えられるか、そして金利環境が貸付の利ざやを保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。

バランスシート (要約)

資産 $6.8B を負債が上回る債務超過の状態。

財務状態スコア
D債務超過

負債が資産を上回る債務超過。営業利益は支払利息の2.4倍、自由に使える現金で借金を約6.6年で返せる

資産 (合計)
$6.8B前期比 +0.4%
975位 / 4,281社
  • 現金・現金同等物$253M
負債 (合計)
$7.7B前期比 +1.6%
671位 / 4,239社
  • 長期借入金$5.6B
純資産
−$981M
4,195位 / 4,239社
自己資本比率の推移
2021
−12%
2022
−14%
2023
−14%
2024
−13%
2025
−15%

この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・FCF/有利子負債 (自由に使える現金で借金の何割を1年で返せるか)。

収益性 (TTM)

売上高
$4B
790位 / 3,391社
売上成長率
4.1%
粗利率
—
営業利益率
13.8%
純利益率
5.7%
ROE
—
ROIC
—
売上の5年推移

キャッシュフロー (TTM)

営業CF
$640M
766位 / 4,104社
フリーCF
$523M
584位 / 3,300社
営業CFマージン
15.9%
現金燃焼
なし(CFは流入)
フリーCFの5年推移

配当

配当総額(年間)
$149M
配当性向
64.8%
配当の5年推移

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文・sodate 編集部最終更新 出典: SEC EDGAR — Travel + Leisure の提出書類
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