TOST
Toast
レストランという一つの業種に特化し、注文から決済、従業員管理までを一体で提供する作り込みが強み。飲食店の現場に深く合わせた仕組みは一度導入すると切り替えにくく、追加機能や決済で店舗あたりの収入を増やせる。飲食店のデジタル化という大きな市場を取り込める立ち位置にいる。
飲食店向けに、注文を受ける端末、会計、カード決済、従業員管理までを一体で提供するシステムの利用料と、決済処理の手数料が収益の柱。月額のソフト利用料に加え、店で決済が行われるたびに手数料が入る。導入する店舗数と、各店の売上が増えるほど稼げる構造になっている。
景気後退で飲食店の開店が減ったり閉店が増えたりすると、店舗数の伸びが鈍る。外食需要が冷えると、決済手数料も減る。競合のPOS・決済サービスとの競争が激しく、利用者獲得の費用や採算改善の遅れも、収益の重しになりうる。
配当を出さず、利益を店舗数の拡大と、決済・新機能の強化に振り向ける成長志向の経営。レストランに特化した一体システムで店舗を囲い込み、決済や追加サービスで一店あたりの収入を高めながら、採算を改善して稼ぐ力を育てる方針が特徴。
飲食店のデジタル化と、導入店舗数の伸びに依存する。レストランが紙やバラバラの仕組みから一体システムへ移る流れをどれだけ取り込めるか、店舗数を増やせるか、決済や追加機能の利用を広げられるか、そして外食の景気が、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $3.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.1B(68%)。
開示から読める範囲では借金は軽い
- 現金・現金同等物$1.4B
- 他の流動資産$1.3B
- 固定資産$476M
- 流動負債$969M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $6.2B
- 売上成長率
- 24.1%
- 粗利率
- 25.9%
- 営業利益率
- 4.7%
- 純利益率
- 5.6%
- ROE
- 16.1%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $661M
- フリーCF
- $608M
- 営業CFマージン
- 10.7%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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