
景気敏感な事業で、配当も出す会社
都市の地下や河川をまたぐ難工事をやり切れる、限られた施工能力の持ち主である点が最大の強み。難しさ自体が入札の競争相手を減らし、利幅を守る。係争の解決と前払いの厚い新契約で資金繰りが好転し、受注残が過去最高水準にある転換点の立ち位置にいる。
地下鉄の延伸や橋、空港、軍施設といった公共の巨大土木工事の請負が収益の柱。州や市の発注を入札で取り、数年がかりの工事を進めながら出来高に応じて売上を計上する。建物の内装や電気設備の専門工事も傘下に持つ。インフラ投資の予算を背景に積み上がった記録的な受注残を、工事の進行で現金に変える構造になっている。
巨大工事は設計変更や地中の想定外で赤字に転落しやすく、一件の失敗が数年の利益を消す。発注者との係争は回収まで何年もかかり、現金を凍らせる。公共予算の停滞は案件の谷を作る。労務費の高騰と人手不足は工期と採算の両方を蝕む。
配当を出さず、現金を借入の返済と工事の運転資金に充てる経営。係争を和解で片付けて資金を回収し、新規の入札は採算と支払い条件を厳しく選ぶ。創業家出身の経営から世代交代を進める方針が特徴になっている。
公共インフラの予算と、工事の採算管理、係争の解決に依存する。連邦と州のインフラ投資が大型案件を出し続けるか、固定価格の工事で見積もりの規律を守れるか、過去の工事を巡る発注者との係争の回収が進むか、そして人手と資材の高騰を価格に織り込めるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $5.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.2B(24%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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