Tutor Perini は、地下鉄や橋などの巨大土木工事を請け負う大手ゼネコンだ。
最大の強みは、都市の地下や河川をまたぐ難工事をやり切れる、限られた施工能力の持ち主である点にある。難しさ自体が入札の競争相手を減らして利幅を守り、係争の解決と厚い新契約で資金繰りが好転して受注残は過去最高水準にある。一方で巨大工事は設計変更や地中の想定外で赤字に転落しやすく、一件の失敗が数年の利益を消す。発注者との係争は回収まで何年もかかり、労務費の高騰も工期と採算を蝕む。TPC を読むときは、受注残の消化と工事の採算、係争の解決を軸に見るとよい。

