高い利益率と資本効率。値上げ力のある独占的な会社
手の届く高級という独自の価格帯で、コーチという強いブランドを核に幅広い顧客を取り込める点が強み。値引きに頼らず売る規律でブランド価値を保ち、複数ブランドを抱えて顧客層を広げられる立ち位置を持つ。
傘下のファッションブランドが手がけるバッグや財布、アクセサリー、靴などの販売が収益の柱。自社の店舗やネット通販、百貨店を通じて世界中で売る。背伸びすれば買える価格帯の高級品を、ブランドの魅力で値引きに頼らず売ることで、高い利益率を保つ構造になっている。
景気後退で高級品への支出が絞られると、売上が鈍る。ブランドの鮮度が落ちて若い世代に飽きられると、値引きに頼ることになり利益率が下がる。中国など海外市場の不振や、流行の移り変わりも、収益の重しになりうる。
安定した配当と自社株買いで株主に報いつつ、ブランドの鮮度維持と海外展開に力を入れる経営。値引きを抑えてブランド価値を守る規律を保ち、若い世代の取り込みと海外での成長で稼ぐ力を高める方針が特徴になっている。
消費者の高級品への支出と、ブランドの人気に依存する。景気と気分に左右される高級品の需要をどれだけ取り込めるか、特に中国など海外で伸ばせるか、そして若い世代にブランドの魅力を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $6.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $692M(10%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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