運用の専門家が銘柄を選別する分野で築いた、長年の実績と信頼が強み。退職金の積み立てなど長期の資金を多く預かり、安定した手数料基盤を持つ。堅実な財務と、長年配当を増やし続けてきた歴史で、資産運用業界でも安定した立ち位置を保っている。
個人や年金基金から預かった資金を運用し、その預かり資産の規模に応じて得る手数料が収益の柱。運用の専門家が銘柄を選別する伝統的な投資信託を主力とする。退職金の積み立てなど長期の資金を多く預かり、預かり資産が増えるほど手数料が伸びる構造になっている。
相場の下落は預かり資産を目減りさせ、手数料を減らす。運用成績が振るわないと顧客が離れる。手数料の安い指数連動型の投信へ資金が流れる長期の流れは、運用する人が選別する高めの手数料の投信を主力とする同社には、構造的な逆風になりうる。
長年配当を増やし続ける、堅実で株主重視の経営。借入に頼らない健全な財務を保ちつつ、運用成績で顧客の信頼を守り、低コスト型への流れに対応する新商品も取り入れながら、預かり資産を維持して稼ぐ力を保つ方針が特徴になっている。
預かり資産の規模と、相場の動向に依存する。相場が上がれば預かり資産が膨らんで手数料が増える。運用成績で顧客をつなぎ留められるか、退職金向けの資金を取り込めるか、そして低コストの指数連動型への資金移動にどう対応するかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $14.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $10.9B(76%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$3.4B
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $7.3B
- 売上成長率
- 3.1%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 29.9%
- 純利益率
- 28.5%
- ROE
- 19.2%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $1.8B
- フリーCF
- $1.5B
- 営業CFマージン
- 24.0%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $1.1B
- 配当性向
- 54.8%
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