TSHA
Taysha Gene Therapies遺伝子の異常で起こる重い神経の難病を、一度の治療で根本から治そうとする発想が最大の強み。対症療法しかなかった患者に、治癒の可能性を示す。患者の少ない希少な神経の病という、大手が手を出しにくい領域に的を絞り、遺伝子を届ける独自の技術に賭ける、臨床段階のバイオの立ち位置にいる。
まだ承認薬がなく売上はほとんどない開発段階の会社で、当面の資金は新株の発行と提携の支払いで賄う。狙うのは、遺伝子の異常で神経が侵される重い難病を、正常な遺伝子を体に届けることで一度の治療で根本から治す遺伝子治療。患者の少ない希少な神経の病に的を絞る。承認にこぎ着けて販売するか、有望な治療の権利で稼ぐ構造を描く。
主力候補の臨床試験が効き目や安全性で失敗すれば、価値の大半が一度に失われる。遺伝子治療は安全性の問題が出やすく、重い副作用は開発を止める。希少な病は患者が少なく、承認できても市場の大きさに限りがある。製造の難しさも普及の壁になる。承認まで新株の発行が続き、持ち分が薄まる。
配当を出さず、限られた資金を主力候補の試験と製造、承認の準備に集中させる経営。手元資金の管理を最優先に置き、大手との提携で開発費の一部を賄う。重い神経の難病に的を絞り、一度の治療で治す遺伝子治療の実証を進める方針が特徴になっている。
主力候補の試験結果と、承認、手元資金に依存する。重い神経の難病を狙う主力候補が試験で効き目と安全性を示せるか、当局の承認を得られるか、希少な病で承認と保険の適用を得られるか、そして承認まで開発を続ける資金を保たせられるかが、株価を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $343M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $247M(72%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$320M
- 他の流動資産$5M
- 固定資産$19M
- 流動負債$27M
- 長期借入金$50M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $10M
- 売上成長率
- 17.3%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −44.1%
- ROIC
- −29.4%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$93M
- フリーCF
- −$94M
- 営業CFマージン
- −952.5%
- 現金ランウェイ
- 約3年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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