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強み

大手プラットフォームに属さない独立した立場で、広告主の側に立って広告枠を買い付けられる点が最大の強み。特定の媒体に偏らず、データに基づいて最も効果の高い広告枠を選べる。成長する動画配信広告の買い付けに強く、広告主の信頼を集めて扱う広告費を伸ばしてきた立ち位置にいる。

成長ドライバー

広告主や広告代理店が、ネット、動画配信、音声などの広告枠を、データに基づいて自動で買い付けるためのソフト基盤の利用料が収益の柱。基盤を通じて広告枠を入札・購入してもらい、扱った広告費に応じた手数料を得る。広告主の側に立つ独立した立場で、効果の高い広告の買い付けを支える。広告費の流れを取り込み、その一部を手数料として稼ぐ構造になっている。

リスク

景気後退で広告費が絞られると、扱う広告費が減って手数料が落ち込む。広告市場は景気に敏感で、企業が真っ先に削るのが広告費だ。大手プラットフォームが自前の広告基盤を強化する動きや、個人情報の保護強化による広告精度の低下、競争の激化も、収益の重しになりうる。成長への期待が高い分、鈍化に弱い。

経営の癖

配当を出さず、利益を基盤の機能強化と、動画配信広告への対応、データ活用の高度化に振り向ける成長志向の経営。広告主の側に立つ独立した立場を生かし、扱う広告費を増やしながら、成長する動画配信広告を取り込み、データで広告効果を高めて稼ぐ力を伸ばす方針が特徴になっている。

読みの軸

ネット広告費の伸びと、扱う広告費の額、動画配信広告の拡大に依存する。デジタル広告市場が成長するか、広告主がこの基盤を使い続け扱う広告費を増やせるか、動画配信などの新しい広告枠を取り込めるか、そして広告効果を高めるデータの活用で競合に差をつけられるかが、業績を左右する大きな前提になる。

バランスシート (要約)

資産 $6.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.5B(40%)。

財務状態スコア
A健全

開示から読める範囲では借金は軽い

資産 (合計)
$6.2B前期比 +0.7%
1,035位 / 4,281社
  • 現金・現金同等物$658M
  • 他の流動資産$4.6B
  • 固定資産$892M
負債 (合計)
$3.7B前期比 +16.0%
1,076位 / 4,239社
  • 流動負債$3.3B
純資産
$2.5B前期比 −15.8%
833位 / 4,239社
自己資本比率の推移
2021
43%
2022
48%
2023
44%
2024
48%
2025
40%

この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。

収益性 (TTM)

売上高
$2.9B
963位 / 3,391社
売上成長率
18.5%
粗利率
—
営業利益率
20.3%
純利益率
15.3%
ROE
17.8%
ROIC
—
売上の5年推移

キャッシュフロー (TTM)

営業CF
$993M
575位 / 4,104社
フリーCF
$796M
441位 / 3,300社
営業CFマージン
34.3%
現金燃焼
なし(CFは流入)
フリーCFの5年推移

配当

無配

配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。

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文・sodate 編集部最終更新 出典: SEC EDGAR — The Trade Desk の提出書類
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