
TTMI
TTM Technologies防衛や航空向けの、高度で信頼性が求められるプリント基板に強い点が最大の強み。これらは厳しい認証が要り、汎用品の価格競争を避けて付加価値の高い分野で稼げる。一度採用されると長期にわたり使われ、簡単に他社へ切り替えられない立ち位置にいる。
電子部品を載せて配線をつなぐ土台となるプリント基板の製造が収益の柱。顧客の設計に基づいて作る受託生産で、特に防衛や航空、通信向けの高度で信頼性の高い基板に強い。汎用品より付加価値の高い基板を手がけ、その製造の対価を得ることで稼ぐ構造になっている。
通信や民生機器向けは市況の波が大きく、需要が冷えると受注が振れる。技術の世代交代への対応の遅れや、価格競争、特定の顧客への依存も、収益の重しになりうる。基板の製造は設備投資の負担も大きい。
配当を出さず、稼いだ資金を高度な基板の生産能力と、防衛・データセンター向けの強化に振り向ける経営。汎用品より付加価値の高い分野に集中し、防衛や航空の安定需要と、データセンターの成長を取り込んで稼ぐ力を高める方針が特徴になっている。
防衛や航空、通信、データセンター向けの電子機器の需要に依存する。防衛予算や航空機の生産がどれだけ伸びるか、高度な基板で技術的な優位を保てるか、そしてデータセンター向けの需要を取り込めるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $3.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.8B(46%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$501M
- 他の流動資産$1.4B
- 固定資産$2B
- 流動負債$962M
- 長期借入金$912M
- 短期借入金$4M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $2.9B
- 売上成長率
- 19.0%
- 粗利率
- 20.7%
- 営業利益率
- 9.1%
- 純利益率
- 6.1%
- ROE
- 10.1%
- ROIC
- 7.8%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $292M
- フリーCF
- −$683K
- 営業CFマージン
- 10.0%
- 現金ランウェイ
- 約734年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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