
売上が高い成長を続けている会社
電話や手作業に頼っていた債券などの取引を、効率よく電子化する基盤で築いた地位が強み。多くの参加者が集まるほど取引が成立しやすくなり、それがさらに参加者を呼ぶ好循環を持つ。電子化の余地が大きい債券市場で、移行を取り込める立ち位置にいる。
国債や社債、金利関連の商品などを、機関投資家や金融機関がネット上で売買できる取引の場の提供が収益の柱。取引が成立するたびに手数料を得る。これに、取引のデータを販売する収入が加わる。電話などに頼っていた取引を電子化し、取引量が増えるほど手数料が積み上がる構造になっている。
相場が膠着して取引が細ると、手数料収入が鈍る。取引所どうしの競争で手数料率が下がることや、独自の地位が崩れることも、収益の重しになる。システム障害が取引の場としての信頼を揺るがすリスクや、規制の変更も抱える。
配当を出しつつ、取引基盤の機能強化と、新しい商品・地域への拡大に資金を振り向ける成長志向の経営。電子化の余地が大きい債券市場で参加者を増やし、取引量とデータ販売を積み上げることで、好循環を生かして稼ぐ力を高める方針が特徴になっている。
債券などの取引量と、電子取引への移行の進み具合に依存する。相場が動いて取引が活発になるか、まだ電話などで行われている取引をどれだけ電子化に取り込めるか、そして利用する金融機関を増やせるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $8.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $6.5B(79%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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