
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
米国内に生産拠点と加工設備、在庫を揃えた、国産ウランの筆頭格という立場が最大の強み。燃料の安全保障が国策となる中、海外依存を嫌う電力会社の調達先として選ばれやすい。借入のない財務と機動的な在庫戦略で、価格の波を待ち構える先回り型の生産者の立ち位置にいる。
米国のテキサス州やワイオミング州に持つウラン鉱山の生産と、安値で仕込んだウラン在庫の販売が収益の柱。地下に薬液を注いで溶かし出す、環境負荷の小さい採掘方式を主力とする。休止鉱山の再稼働と買収で生産能力を積み増し、ウラン価格の上昇局面で売る。価格と政策の波に乗って稼ぐ構造になっている。
ウラン価格の急落は、生産の採算と在庫の評価を同時に直撃する。原発事故が一度起きれば、業界全体の前提が崩れる。再稼働した鉱山の生産立ち上げは遅れがちで、約束と実績の差は信頼を削る。希薄化を伴う増資と買収を重ねてきた拡大路線は、価格の追い風が止むと重荷に変わる。
配当を出さず、資金を鉱山の再稼働と買収、在庫の積み増しに振り向ける拡大の経営。借入を避けて増資で資金を集め、価格の好転を待って売る規律を保つ。米国の燃料供給網の再建という物語を掲げ続ける方針が特徴になっている。
ウラン価格と、原子力の拡大、国産化の政策に依存する。データセンターの電力需要が原発の新増設と稼働延長を後押しし続けるか、ロシア産燃料の排除など国産ウランへの政策支援が続くか、休止鉱山の再稼働が計画通り進むか、そして生産コストが価格に見合うかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $1.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $984M(89%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約2年分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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