UFCS
United Fire Group中小企業向けの損害保険という、大手が個別には手間のかかる層に的を絞り、独立した代理店の網を通じて契約を集める点が最大の特徴。地域や業種の事情に通じた代理店との長い関係を持つ。農家向けや再保険も手がける。大手の総合保険とは異なる、中小企業向けに密着した中堅の損害保険の立ち位置にいる。
保険料を集めて運用し、事故や災害の際に保険金を払う差で稼ぐのが事業の柱。柱は、中小企業向けの火災や賠償、自動車などの損害保険で、独立した代理店を通じて契約を集める。あわせて、農家向けや、再保険の事業も手がける。事故の頻度や損害を見極めて保険料を設定し、集めた保険料を運用する。保険の引き受けの利益と、運用の収益で稼ぐ構造になっている。
ハリケーンや竜巻、洪水などの自然災害が相次ぐと、見込みを超えた保険金の支払いで採算が崩れる弱点を抱える。賠償額の高騰や事故の増加も、引き受けの利益を圧迫する。損害の増加に保険料率の値上げが追いつかないと、採算が悪化する。大手の保険会社や、新興のネット保険との競争も激しい。運用の市況の悪化も収益を揺らす。
配当を出しながら、中小企業向けの損害保険を、独立した代理店の網を通じて引き受ける経営。損害に見合う保険料率の確保と、引き受けの規律を重んじる。自然災害の損害に備えて再保険と自己資本を保ちつつ、代理店との関係を守り、採算の合う引き受けを積み上げる方針が特徴になっている。
損害の動向と、保険料率、運用に依存する。火災や事故、自然災害の損害が見込みの範囲に収まるか、損害に見合う保険料率の値上げを実現できるか、独立した代理店との関係を保って契約を集められるか、そして集めた保険料の運用が収益を生むかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $3.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $941M(25%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$156M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1.4B
- 売上成長率
- 10.6%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 8.5%
- ROE
- 12.6%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $270M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 19.5%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $16M
- 配当性向
- 13.8%
UFCS の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…