配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
規制下で安定した収益を生む公益事業と、世界規模で展開するプロパン販売という、性質の異なる二つの事業を併せ持つ点が強み。規制事業の安定が、天候や市況で振れるプロパン販売を下支えする。米国と欧州にまたがるプロパンの販売網を持ち、エネルギー供給の幅広い需要を取り込める立ち位置にいる。
米国の一部地域で規制を受けて天然ガスや電気を供給する公益事業と、家庭や事業者にプロパンガス(LPガス)を販売する事業が収益の柱。規制下の公益事業は認可された料金で安定した収益を生む。プロパン販売は米国と欧州で広く手がけ、市況や天候で変動する。規制事業の安定と、プロパン販売の二本柱から稼ぐ構造になっている。
暖冬で暖房用のプロパンの需要が落ちると、販売が鈍る。プロパンの仕入れ値の変動や、エネルギー価格の急変は利ざやを圧迫する。規制当局が料金引き上げを認めないと公益事業の収益が伸び悩み、金利の上昇は多額の設備投資を抱える事業の借入負担を重くする。これらが収益の重しになりうる。
配当を長年続けつつ、公益事業の設備投資と、プロパン事業の効率化、規制当局との料金交渉に力を入れる経営。規制事業の安定と、市況で振れるプロパン販売を組み合わせ、天候やエネルギー価格の変動を和らげながら、設備投資を回収して安定した収益を積み上げる方針が特徴になっている。
規制が認める料金と、プロパンの需要・価格、天候、設備投資に依存する。公益事業で料金改定が認められるか、プロパンの需要が天候や景気で底堅いか、プロパンの仕入れと販売の差(利ざや)を保てるか、そして設備投資を着実に進められるかが、業績を左右する大きな前提になる。規制事業と市況事業の両方が収益を左右する。
資産 $15.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4.8B(31%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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