高い利益率と資本効率。値上げ力のある独占的な会社
肺の難病という競合の少ない分野で築いた専門性と、安定した収益が強み。その稼ぎを、人工的に移植用臓器を作るという他社が挑まない大胆な研究に投じている点が独特だ。成功すれば移植医療を変えうる、唯一無二の挑戦に賭ける立ち位置にいる。
肺の血管の血圧が異常に高くなる難病を治療する薬の販売が収益の柱。患者数は限られるが、代えのきかない薬として継続して使われ、安定した収益を生む。この稼ぎを土台に、移植用の臓器を人工的に作り出す研究という、将来を見据えた大胆な事業にも投資する構造になっている。
主力薬の特許が切れて安価な競合品が出ると、収益基盤が揺らぐ。患者数の限られる分野ゆえ、新たな成長の柱を育てられないと頭打ちになる。臓器づくりのような挑戦的な研究は、長い年月と巨額の費用がかかり、実らないリスクも大きい。
配当を出さず、安定した薬の収益を、新薬の開発と移植用臓器という長期の挑戦に振り向ける経営。目先の利益より将来の大きな可能性に賭ける姿勢が強く、難病薬で稼ぎながら、医療の常識を変えうる研究に資源を投じる方針が特徴になっている。
主力の肺の難病薬の売れ行きと、新薬や臓器事業の進展に依存する。特許切れで競合品が出る主力薬を維持・拡大できるか、開発中の薬や、移植用臓器という挑戦的な研究が実を結ぶか、そして保険の適用が、業績と将来性を左右する大きな前提になる。
資産 $7.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $7.1B(90%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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