
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
仲介業者という代理人の軍団を味方につけた、卸売特化の規模と速さが最大の強み。審査から融資実行までの速さは業界の基準を塗り替え、仲介経由の占有率で他社を圧倒する。金利が下がる局面では、借り換えの奔流を最も大きく受け止める器の立ち位置にいる。
独立系のローン仲介業者を通じてのみ住宅ローンを組成する、卸売専業の利ざやと売却益が収益の柱。仲介業者に審査の速さと安い金利を提供し、組成した債権は投資家に売却して回転させる。返済管理の権利も保有し、金利上昇期の収益の支えにする。仲介経由の市場でほぼ独走の占有率を握り、組成量で稼ぐ構造になっている。
金利の高止まりは組成量を細らせ、薄い利ざやの卸売は固定費が重くのしかかる。首位死守の値引き戦略は、市況の谷では出血を広げる。創業家がほぼ全てを支配する構造は、少数株主の発言力を限る。競合との訴訟や仲介業者への専属強要を巡る批判も、評判の火種になってきた。
配当を維持しながら、技術投資で組成の速さと費用の低さを磨き続ける経営。創業家の強い支配の下、市況の谷でも値引きで占有率を取りに行く攻めの姿勢を貫く。金利の回復局面で一気に刈り取る勝負型の方針が特徴になっている。
住宅ローン金利と、仲介経由の市場拡大、価格競争の規律に依存する。金利の低下が借り換えと購入の組成を膨らませるか、消費者が銀行直販より仲介業者を選ぶ流れが続くか、首位を守るための値引き合戦が利幅を壊さないか、そして管理権の評価が金利と整合するかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $16.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.6B(9%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
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