
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
名門ホテルの複数ブランドを束ねた、業界で最も格式寄りの会員基盤が最大の強み。会員の所得層が高く、不況時の延滞が相対的に浅い。既存会員への追加販売は獲得費用が低く、買収で広げた交換網も手数料を生む、老舗の厚みの立ち位置にいる。
名門ホテルの看板を冠したリゾートの滞在権を、ポイント制の長期契約で販売する収益が柱。販売益に加え、購入者への貸付の金利と、施設の管理費が毎年積み上がる。会員の交換網を運営する手数料も持つ。富裕寄りの会員への追加販売を軸に、一度売った契約が長く現金を生む構造になっている。
不況は新規販売の急減と延滞の増加という二重の打撃になる。重い借金は金利上昇下で利益を吸い、減配や投資の抑制を迫る。ハワイなど主要拠点の災害は販売と稼働を直撃した前歴がある。若い世代の長期契約離れは市場の天井として効いてくる。
配当を払いながら、借金の返済と自社株買いを市況に応じて使い分ける経営。販売の伸びより貸付の質と費用の規律を重視する。ブランドの格を守る施設投資を続ける方針が特徴になっている。
富裕層の旅行支出と、購入者の返済、ブランド契約に依存する。上位中間層から富裕層の休暇支出が保たれるか、分割払いの延滞が想定内に収まるか、ホテル本体とのブランド契約が安定して続くか、そして既存会員への追加販売が獲得費用を抑え続けるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $9.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2B(20%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
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