景気敏感な事業で、配当も出す会社
設備を比較的安く速く建てる独自のやり方で、輸出能力を急拡大している点が強み。米国の安い天然ガスという資源を背景に、世界の需要地と長期契約を結び、新興ながら大手に迫る規模を築こうとしている立ち位置にいる。
米国で安く採れる天然ガスを、専用の巨大設備で冷やして液体にし、船で海外の電力会社などへ輸出する事業が収益の柱。買い手と長期の契約を結び、安定した代金を得る。安いガスを仕入れて高く売れる海外へ運ぶ、その価格差から稼ぐ構造になっている。
巨額の設備投資を借入で進めるため、建設の遅れや費用の超過、金利上昇が重なると財務が苦しくなる。海外のガス価格が下がると、価格差が縮んで採算が悪化する。輸出をめぐる規制や、買い手との契約の問題も、リスクになりうる。
配当を出さず、稼いだ資金と借入を新たな輸出設備の建設へ集中投下する、急拡大志向の経営。長期契約で先に需要を固めつつ、設備を次々と建てて輸出能力を一気に広げ、規模で稼ぐ力を高める方針が特徴になっている。
海外の液化天然ガスの需要と、輸出設備を計画通り建てられるかに依存する。巨額の建設投資を進める資金を調達できるか、長期契約をどれだけ積み上げられるか、そして米国内のガス価格と海外の販売価格の差が、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $53.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $6.7B(13%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
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