
VRSK
Verisk Analytics保険業界に深く根づき、長年蓄積した独自のデータが最大の強み。事故や災害、不正の膨大な記録は他社が簡単に集められず、保険会社の業務に組み込まれると切り替えにくい。データに基づくリスク分析という、必須かつ独占に近い立ち位置を持つ。
保険会社が保険料の算定や損害の査定に使う、データと分析サービスの利用料が収益の柱。長年集めてきた事故や災害、不正に関する膨大なデータを基に、リスクを見極める道具を提供する。多くの保険会社が業務に組み込んで使い続けるため、継続課金が積み上がる構造になっている。
保険会社が自前でデータ分析を手がけたり、競合の安いサービスへ移ったりすると、契約が削られる。料金の大幅な引き上げへの反発も、収益の重しになりうる。一つの業界に特化しているため、その業界の構造変化が直接響く弱さも抱える。
安定した配当を出しつつ、データ基盤の強化と、保険分野への集中に資金を振り向ける経営。一つの業界を深く掘り下げる戦略を貫き、独占に近いデータの強みを生かして料金を着実に引き上げ、継続収入を積み上げて稼ぐ力を高める方針が特徴。
保険業界のデータ需要と、利用の継続に依存する。保険会社が業務にどれだけ深く組み込んで使い続けるか、独自データの優位を保てるか、そして料金を引き上げられるかが、業績を左右する大きな前提になる。保険業界の安定した需要が土台にある。
バランスシート (要約)
資産 $6.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $309M(5%)。
支払い余力は厚い。営業利益は支払利息の7.9倍、借金は本業の稼ぎの約3年分
- 現金・現金同等物$2.2B
- 他の流動資産$587M
- 固定資産$3.4B
- 流動負債$2.3B
- 長期借入金$4.8B
- 短期借入金$1.5B
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・負債/EBITDA (借金が本業の稼ぎの何年分か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $3.1B
- 売上成長率
- 6.6%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 43.7%
- 純利益率
- 29.6%
- ROE
- 293.9%
- ROIC
- 20.9%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $1.4B
- フリーCF
- $1.2B
- 営業CFマージン
- 46.7%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $251M
- 配当性向
- 27.6%
VRSK の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…