Vertex は、幅広い薬を手がける製薬会社ではなく、嚢胞性線維症という一つの難病をほぼ独占して稼ぐ、絞り込み型の会社だ。
患者数は限られるが競合がほとんどいないため、高い薬価で安定した利益を生む。その代わり収益はこの一領域に大きく依存しており、会社の将来は「難病で磨いた創薬力を、痛みや遺伝子治療など次の領域へどこまで広げられるか」にかかっている。VRTX を読むときは、足元の独占的な稼ぎと、一本足を脱する新薬開発の進み具合を、両にらみで見るとよい。
患者数の少ない難病に集中し、競合のいない領域でほぼ独占的な地位を築いた点が強み。難病で培った創薬力を、痛みや遺伝子治療など新しい領域へ広げられる開発体制を持つ。
嚢胞性線維症という遺伝性の難病の治療薬が、売上のほぼ全てを占める。患者が限られる代わりに競合がほとんどおらず、高い薬価と継続的な投薬で安定した利益を生む構造になっている。
主力薬への依存が高く、特許切れや競合薬の登場があれば収益の柱が揺らぐ。新薬の開発が臨床試験でつまずいたり、薬価への規制が強まったりすると、成長期待が剥がれやすい。
配当を出さず、潤沢な利益を新薬の研究開発と買収に集中投資する成長志向。患者数は少なくても競合の少ない難病領域を狙い、一本足から多角化への転換を急ぐ経営が特徴。
自己資本・流動性ともに安定し、黒字を維持しながら財務の安全性も高い水準にあります。
前年比。3年の年平均は 10.4%
売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ
本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字
株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか
本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない
営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金
フリーCFがプラスで、現金を生み出せている状態
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
Vertex は、幅広い薬を手がける製薬会社ではなく、嚢胞性線維症という一つの難病をほぼ独占して稼ぐ、絞り込み型の会社だ。
患者数は限られるが競合がほとんどいないため、高い薬価で安定した利益を生む。その代わり収益はこの一領域に大きく依存しており、会社の将来は「難病で磨いた創薬力を、痛みや遺伝子治療など次の領域へどこまで広げられるか」にかかっている。VRTX を読むときは、足元の独占的な稼ぎと、一本足を脱する新薬開発の進み具合を、両にらみで見るとよい。
読み込み中…