
売上が高い成長を続けている会社
政府事業の複合体から航空部品の専業へと、事業の入れ替えを断行した変身の徹底が最大の強み。メーカー公認の独占流通という立場は、価格と供給の安定を求める整備業界で重宝される。機体の高齢化と整備能力の不足という業界の構造を、流通在庫の側から取り込む立ち位置にいる。
航空機の補修部品をメーカーから仕入れ、航空会社や整備工場に流通させる事業が収益の柱。部品メーカーから一手に販売を任される独占的な流通契約を積み重ね、エンジン周りの部品修理の工場も買収で加えた。在庫の品揃えと即納の体制が顧客をつなぐ。政府船舶や車両部品の旧事業は売却し、航空一本に絞って稼ぐ構造になっている。
航空不況で飛行量が落ちると、部品の出荷と修理が同時に細る。流通契約はメーカーの方針転換で打ち切られる弱さを持つ。買収を重ねた借入は金利上昇下で重い。新造機の供給が正常化すれば、古い機体の部品特需という追い風が弱まる。
配当を払いながら、資金を部品在庫の積み増しと修理工場の買収に振り向ける経営。旧事業の売却資金で航空の品揃えを太らせ、利幅の厚い修理の比率を高める。専業化の総仕上げを急ぐ方針が特徴になっている。
航空機の飛行量と、流通契約の獲得、買収の統合に依存する。旅客の飛行と機体の高齢化が部品需要を支えるか、部品メーカーから新たな独占流通の契約を取れるか、買収した修理工場の統合が利幅を高めるか、そして在庫への投資が回転として実るかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.4B(71%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
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