VSH
Vishay Intertechnology抵抗器やコンデンサなど基礎的な電子部品を幅広く揃え、長年の実績と幅広い顧客基盤を持つ点が強み。あらゆる電子機器に欠かせない部品ゆえ需要の裾野が広く、電動化や自動化で需要が増える追い風を受ける。膨大な品ぞろえと供給力で、電子部品の老舗として確かな地位を築いた立ち位置にいる。
電子回路の電流を調整する抵抗器や、電気をためるコンデンサ、電力を制御する半導体など、あらゆる電子機器に組み込まれる基礎的な電子部品の販売が収益の柱。自動車、産業機器、通信、家電など幅広い分野に供給する。一つひとつは小さく安価でも、膨大な数が使われる。電子機器に欠かせない基礎部品を幅広く供給して稼ぐ構造になっている。
景気後退で電子機器や自動車、産業機器の生産が落ちると、部品の需要が連動して鈍る。電子部品は好不況の波と在庫の調整が大きく、需要が急に冷えると工場の稼働率が下がり業績が振れる。安価な汎用部品ゆえ価格競争に陥りやすく、原材料費の上昇も、収益の重しになりうる。生産活動の波に業績が左右される。
配当を出しつつ、生産能力の拡大と、電動化・自動化向けの強化、効率的な生産に力を入れる経営。好不況の波が大きい電子部品事業で、幅広い分野への分散と基礎部品の安定需要を生かし、電動化や自動化の追い風を取り込みながら、生産の効率を高めて稼ぐ方針が特徴になっている。
電子機器や自動車、産業機器の生産と、部品の需要に依存する。これらの製品が活発に作られるほど部品の需要が増える。電気自動車や電動化、産業の自動化で一機器あたりの部品が増える流れを取り込めるか、生産設備の稼働を保てるか、そして在庫の調整局面を乗り切れるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $4.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.1B(49%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$515M
- 他の流動資産$1.4B
- 固定資産$2.3B
- 流動負債$720M
- 長期借入金$951M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $3.1B
- 売上成長率
- 4.5%
- 粗利率
- 19.4%
- 営業利益率
- 1.9%
- 純利益率
- −0.3%
- ROE
- −0.4%
- ROIC
- 1.5%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $184M
- フリーCF
- −$89M
- 営業CFマージン
- 6.0%
- 現金ランウェイ
- 約6年
配当
- 配当総額(年間)
- $54M
- 配当性向
- —
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