VSTS
Vestis制服やマットを貸して洗い交換するという、地味だが企業に欠かせない役務で、いったん契約すると週ごとに続く粘り強い収入が最大の強み。全国の洗濯と配送の網を持ち、新規参入には規模が要る。外食大手から分離独立し、効率を高めて大手二社を追う、事業者向け役務の立ち位置にいる。
工場やレストラン、医療施設などの企業に、作業用の制服や床のマット、おしぼり、衛生用品を貸し出し、定期的に回収して洗い、きれいなものと交換して届ける役務が収益の柱。顧客は自前で洗濯や管理をする手間を省ける。週ごとの定期契約で安定した収入が積み上がる。外食大手から分離独立した。貸し出す品の数と契約の継続で稼ぐ構造になっている。
景気後退で取引先の従業員が減れば、貸し出す制服の数が減り収入が細る。分離独立の直後で、独立した運営の効率化が遅れれば採算が低いままになる。同業の大手二社が規模で勝り、価格と効率の競争で押される。洗濯に使う水道光熱費や人件費の上昇も、薄い利幅を圧迫する。
配当を出しながら、分離独立後の運営の効率化と採算の改善を最優先に置く経営。週ごとの定期契約の積み上げと解約の抑制を重んじる。洗濯と配送の網の効率を高め、大手二社との差を縮めて立て直しを進める方針が特徴になっている。
企業の雇用と、契約の継続、立て直しの進捗に依存する。取引先の工場や飲食店の従業員数が制服の需要を支えるか、週ごとの定期契約をつなぎ留め解約を抑えられるか、分離独立後の立て直しで採算を高められるか、そして同業の大手との競争に耐えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $2.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $866M(30%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
- 現金・現金同等物$30M
- 他の流動資産$820M
- 固定資産$2.1B
- 流動負債$409M
- 長期借入金$1.2B
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $2.7B
- 売上成長率
- −2.5%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 2.4%
- 純利益率
- −1.5%
- ROE
- −4.6%
- ROIC
- 2.5%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $64M
- フリーCF
- $6M
- 営業CFマージン
- 2.3%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $14M
- 配当性向
- —
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