VTOL
Bristow Group海上の油田への作業員の輸送という、安全と信頼が厳しく問われる専門のヘリコプター輸送で世界的な地位を持つ点が最大の強み。これに、原油価格に左右されにくい人命の救助などの政府との契約を併せ持ち、収入の波を和らげる。多数のヘリコプターと操縦士の体制を抱える、洋上の油田向け輸送の立ち位置にいる。
ヘリコプターを使った輸送のサービスを世界で提供するのが事業の柱。柱は、海上の油田やガス田で働く作業員を、陸と洋上の施設の間で運ぶ輸送で、石油会社と契約して定期的に飛ばす。これに加え、政府などと契約して、海上での人命の捜索と救助を担う事業も持つ。多数のヘリコプターを保有し、操縦士や整備の体制を抱える。飛行のサービスの契約で稼ぐ構造になっている。
原油価格の下落は、海上の油田の操業を絞らせ、作業員の輸送の需要を細らせる弱点になる。ヘリコプターは購入や維持に巨額の費用がかかり、稼働が落ちると採算が崩れる。安全が最優先の事業ゆえ、事故は信頼と契約を大きく損なう。操縦士や整備士の確保も課題になる。同業との契約の争いも続く。
配当を出さず、現金をヘリコプターの維持と更新、借入の管理に充てる経営。原油価格に振られる油田向けの輸送の波を、政府との人命救助などの安定した契約で和らげることを重んじる。安全を最優先に操縦士と整備の体制を保ちつつ、専門のヘリコプター輸送という独自の地位を守る方針が特徴になっている。
原油価格と、油田の操業、政府契約に依存する。原油価格が高く海上の油田の操業が活発で作業員の輸送の需要が続くか、石油会社との輸送の契約を確保できるか、人命の救助などの政府との契約が安定した収入を支えるか、そしてヘリコプターの稼働と操縦士の体制を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $2.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.1B(46%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$286M
- 他の流動資産$408M
- 固定資産$1.6B
- 流動負債$365M
- 長期借入金$644M
- 短期借入金$28M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1.5B
- 売上成長率
- 5.3%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 10.7%
- 純利益率
- 8.7%
- ROE
- 12.2%
- ROIC
- 7.2%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $198M
- フリーCF
- $56M
- 営業CFマージン
- 13.3%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
VTOL の掲示板
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