配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
百十年の歴史と危機を生き抜いた保守的な審査の文化が最大の強み。金融危機でも黒字を守った規律は、貸し倒れの少なさに表れてきた。住宅ローンの専門性を土台に商業銀行へ脱皮する、西部の堅実な中堅の立ち位置にいる。
西部の九州での貸出と預金の利ざやが収益の柱。祖業の住宅ローンに加え、商業用不動産と企業向け融資の比重を高めてきた。カリフォルニアの同業の買収で南へ地盤を広げた。貯蓄銀行の保守的な審査の伝統と、広域の支店網で稼ぐ構造になっている。
住宅ローンの伝統は金利の急変に弱く、長期固定の資産が逆ざやの危険を生む。商業用不動産への貸出は空室率の上昇局面で重荷になる。西海岸の景気と災害は地盤を直撃する。転換の途上ゆえ、収益力は大手商業銀行に見劣りする。
配当を着実に続けながら、商業融資の人材と買収で事業の幅を広げる経営。審査の保守性を貫き、急成長を求めない。自社株買いも交えて資本を律する方針が特徴になっている。
西部の経済と、商業銀行化の進展、利ざやの維持に依存する。西海岸と山岳州の雇用と不動産が貸出を支えるか、住宅ローン偏重から企業取引への転換が利ざやを広げるか、買収したカリフォルニアの統合が実るか、そして預金コストを抑えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $26.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3B(11%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
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