
WAL
Western Alliance Bancorporation特定の業界に的を絞った専門の融資という、他の地銀にない独自の強みを持つ点が特徴。各業界の事情を深く理解した融資で、競合と差をつけ高い成長を遂げてきた。専門分野ごとに安定した預金も集められる。地域密着の銀行業と、業界特化の融資を組み合わせ、機動的に成長を追える立ち位置にいる。
預金を集めて企業や個人に融資し、その利ざや(貸出金利と預金金利の差)が収益の柱。米国西部を地盤に、不動産やテクノロジー企業、法律事務所など特定の業界に的を絞った専門の融資で成長してきた。これに、住宅ローンの関連事業や手数料収入が加わる。一般的な地域密着の銀行業に加え、専門分野への融資から利ざやで稼ぐ構造になっている。
的を絞った業界が不振になると、その分野への融資で貸し倒れが増える。金利の急変は利ざやを圧迫し、保有する債券の評価損や預金の流出を招くこともある。地方銀行への信用不安が広がると預金が流出しやすく、商業用不動産向け融資の焦げ付きも、収益の重しになりうる。専門特化ゆえ特定業界の動向に左右される。
配当を出しつつ、特定業界への専門融資の拡大と、預金基盤の安定、堅実なリスク管理に力を入れる経営。業界を深く理解した専門融資で高い成長を追いながら、金利や信用不安の変動に備えて預金と財務を整え、貸し倒れを抑えて利ざやを稼ぐ方針が特徴になっている。
融資先の業界の景気と、金利の水準、融資先の健全さ、預金の安定に依存する。的を絞った業界が成長し融資が伸びるか、利ざやを確保できるか、貸し倒れを低く抑えられるか、そして専門性を生かして安定した預金を集められるかが、業績を左右する大きな前提になる。専門分野の景気が収益を左右する。
バランスシート (要約)
資産 $92.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $7.7B(8%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$3.6B
- 長期借入金$1.4B
- 短期借入金$3.8B
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $136M
- 売上成長率
- 99.7%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 713.5%
- ROE
- 12.7%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$2.7B
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- −1972.7%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- —
- 配当性向
- —
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