景気敏感な事業で、配当も出す会社
シェールの採掘で厄介者となる大量の随伴水の処理に的を絞り、配管と処分の井戸の網を産地に張り巡らせた専門の設備が最大の強み。一度敷いた配管は容易には替えがきかず、長期の契約になりやすい。原油そのものではなく、採掘に必ず伴う水の処理という縁の下を担う、油田インフラの会社の立ち位置にいる。
石油やガスをシェールから採るとき、原油とともに大量に湧き出る塩分の濃い随伴水を、配管で集めて処理し、地中へ戻すか再利用する設備を運営するのが事業の柱。掘削会社に代わって、この厄介な水の処理を一手に引き受ける。主要な産地で配管と処分の井戸の網を張り巡らせる。掘削会社と長期の契約を結び、処理した水の量に応じた料金で稼ぐ構造になっている。
原油価格の下落でシェールの採掘が絞られると、処理する随伴水の量が減り、料金の収入が細る弱点を抱える。地中へ戻す処分は、地震を誘発する懸念から規制が強まる恐れがある。配管と井戸の建設に巨額の資金が要り、借入の負担も重い。特定の産地や、少数の大口の掘削会社への依存も偏りになる。同業との競争もある。
配当を出しながら、配管と処分の井戸の網を効率よく稼働させ、掘削会社との長期の契約に支えられた安定した収入を重んじる経営。需要に合わせて処理の能力を広げつつ、地中へ戻す処分の規制に備える。原油価格に左右される採掘の波の中で、水の処理という縁の下の役割で着実に稼ぐ方針が特徴になっている。
採掘活動と、水の量、長期契約に依存する。原油価格が高くシェールの採掘が活発で、処理すべき随伴水の量が保たれるか、配管と処分の井戸の網を効率よく稼働させられるか、掘削会社と結んだ長期の契約を更新できるか、そして処理の能力を需要に合わせて広げられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $3.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $602M(16%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
読み込み中…