
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
一般の創作者が自由に作品を投稿し、人気作が育つ仕組みと、それを支える世界規模の読者の場が最大の強み。縦に読むスマホ向けの形式を広めた先駆けで、膨大な作品と読者を抱える。人気作をドラマや映画へ展開する筋道も持つ、縦読み漫画の配信の代表的な場としての立ち位置にいる。
スマホで縦にスクロールして読む漫画や小説を配信する場を運営するのが事業の柱。膨大な作品の多くは一般の創作者が投稿し、人気作の続きを読むための少額の課金や、作品の中の広告、有料の会員制で収益を得る。さらに、人気作をドラマや映画、商品へ展開する権利の収入も狙う。韓国を起点に、日本や米国など世界に広がる。読者の課金と広告、作品の展開で稼ぐ構造になっている。
利用者の関心は移ろいやすく、人気作が途切れたり、別の娯楽に時間を奪われたりすれば、課金と広告がともに細る。海外の事業はまだ赤字で、利用者の獲得に費用がかさむ。創作者をつなぎ留める分配の負担も重い。動画の配信や他の漫画の場との、利用者の時間を巡る競争も激しい。違法に複製される海賊版の被害も抱える。
配当を出さず、現金を米国など海外での利用者の獲得と、創作者を支える仕組みへ投じる成長投資型の経営。目先の黒字より、読者と創作者を集めた基盤の拡大を優先する。人気作をドラマや映画へ展開する収入を育て、課金頼みから収益の幅を広げる方針が特徴になっている。
読者の利用と、人気作の創出、海外の成長に依存する。配信する漫画や小説に読者を集め、課金や広告の収入を伸ばせるか、創作者が人気作を生み続ける仕組みを保てるか、人気作をドラマや映画へ展開する収入を広げられるか、そして米国など海外で利用者を増やして黒字化に近づけるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $1.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.2B(73%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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