まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
大手小売との長期の専用便契約を太い柱に据え、安定した荷動きを押さえた地盤が最大の強み。自社の輸送に加えて他社への仲介も持ち、需要の波を吸収する。長い歴史で築いた運転手の確保と運行の効率で、供給過剰になりやすい業界を生き抜く老舗の立場にいる。
自社のトラックと運転手で荷物を運ぶ運送料が収益の柱。決まった大手の荷主と契約して定期的に運ぶ専用の便と、その都度の貨物を運ぶ便の二本立てになる。加えて、自社で運びきれない荷物を他社の車両に手配する仲介でも稼ぐ。大手小売向けの輸送が太い柱で、運んだ距離と運賃、車両の稼働率で稼ぐ構造になっている。
トラック輸送は車両が増えやすく、荷動きが鈍ると運賃が崩れて採算が一気に悪化する。景気後退で小売の出荷が減れば、専用の便の前提が揺らぐ。運転手不足による人件費の上昇や、燃料費の高騰も重荷になる。大口の荷主に頼る部分は、契約の見直しが響く。
配当を続けながら、車両への投資と運転手の確保、燃費の改善を着実に進める経営。運賃の安い局面では車両を絞り、無理な拡大を避ける。仲介の事業を育てて自社の輸送の波を和らげる方針が特徴になっている。
貨物の荷動きと、運賃水準、運転手の確保に依存する。小売や製造の出荷が増えてトラックの需要が高まるか、供給過剰になりがちな運賃を保てるか、不足しがちな長距離の運転手を集めて引き止められるか、そして燃料費の変動を運賃に転嫁できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $2.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.4B(47%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
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