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Whirlpool冷蔵庫や洗濯機という生活の必需を、複数の有名なブランドで世界に供給する規模と知名度が最大の強み。長年の歴史で築いた販売網と修理の体制は、新規参入が容易に積めない。住宅市況の波は受けるが、壊れれば必ず買い替える底堅い需要に支えられた、白物家電の老舗の立ち位置にいる。
冷蔵庫や洗濯機、調理器具、食洗機といった生活に欠かせない白物家電を作り、量販店や住宅向けに売るのが収益の柱。複数の有名なブランドを抱え、北米を主力に世界で展開する。住宅の購入や買い替えに連動して売れ、壊れた時の買い替え需要も下支えになる。家電の販売量と価格、原材料との差で稼ぐ構造になっている。
家電は住宅市況と景気に敏感で、金利の上昇で住宅の動きが鈍ると販売が落ちる。鉄や樹脂の原材料費、物流費の高騰は採算を直撃する。安価な海外勢との価格競争は、特に普及品で利益率を削る。多額の借入と手厚い配当を抱えるため、収益が落ち込む局面では財務に緊張が走る。
配当を手厚く続けながら、採算の悪い事業や地域を売却して北米の主力に集中する経営。高付加価値のブランドへ製品の重心を移し、普及品の価格競争を避ける。原材料費の変動を価格に転嫁し、費用の削減で利益率を守る方針が特徴になっている。
住宅市況と、買い替え需要、原材料費に依存する。住宅の売買や新築が活発で家電が売れるか、古くなった家電の買い替えが下支えになるか、鉄や樹脂の原材料費と物流費を抑えられるか、そして安価な海外勢との競争で価格と採算を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $16B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.7B(17%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
- 現金・現金同等物$669M
- 他の流動資産$4.3B
- 固定資産$11.1B
- 流動負債$6.5B
- 長期借入金$5.6B
- 短期借入金$586M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $15.5B
- 売上成長率
- −6.5%
- 粗利率
- 15.4%
- 営業利益率
- 5.4%
- 純利益率
- 2.0%
- ROE
- 11.7%
- ROIC
- 7.2%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $470M
- フリーCF
- $81M
- 営業CFマージン
- 3.0%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $300M
- 配当性向
- 94.3%
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