安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
大手が手薄な独自の指数や、金や通貨に連動する個性的な商品をそろえた品ぞろえが最大の強み。安価な指数連動の商品があふれる中で、工夫を凝らした商品で違いを出し報酬率を保つ。規模では巨人に劣るが、新しい分野にいち早く商品を投入する機動力を持つ中堅の立ち位置にいる。
証券取引所で売買できる投資信託を多数つくって運用し、預かった資産に応じて受け取る運用報酬が収益の柱。割安な株を選ぶ独自の指数や、金や通貨に連動する商品など、大手とは違う個性のある品ぞろえで差をつける。投資家がこれらの商品を買うほど預かり資産が増える。資産の残高と報酬率の積で稼ぐ構造になっている。
相場が下落すると預かり資産が目減りし、運用報酬がそのまま縮む。大手が同種の商品を安い手数料で出せば、資金を奪われ報酬率も削られる。独自の指数の成績が市場平均に負け続ければ、資金が流出する。新しい分野への投資が外れれば、開発の費用だけが残り採算を圧迫する。
配当を出しながら、新しい分野の上場投信の開発と販売に資金を投じる経営。預かり資産の積み上げと流出の抑制を重んじる。資産の電子化など新しい技術を使った商品にも挑み、大手との違いを保つ方針が特徴になっている。
相場の活況と、預かり資産の流出入、報酬率に依存する。株式や商品の相場が上向いて資産の残高が膨らむか、独自の商品に資金を呼び込み流出を抑えられるか、安価な指数連動の商品との競争で報酬率を保てるか、そして新しい分野の商品を当てられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $1.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $414M(27%)。
おおむね健全。一部の指標に改善余地
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