水道という生活に最も欠かせないインフラを主力に、規制下で独占的に供給する安定性が最大の強み。需要が景気に左右されにくく、収益が読みやすい。全米に多数ある小規模な水道事業を買収して規模を広げる余地が大きく、天然ガスの配給も併せ持って収益源を分散させた立ち位置にいる。
家庭や企業に水道水を供給し、汚水を処理する水道事業が主力の収益の柱。これに、天然ガスを各家庭に届ける配給事業が加わる。いずれも規制当局の認可を受けた料金で、地域の供給をほぼ独占的に担う。水道管やガス管などの設備に投資し、その資産規模に応じた収益を認められる。生活に欠かせないインフラから安定して稼ぐ構造になっている。
規制当局が料金の引き上げを認めないと、投資の回収や収益確保が難しくなる。金利の上昇は、多額の設備投資を抱える公益事業の借入負担を重くし、株価の重しにもなる。水質汚染や設備の事故、天候による需要変動、買収した事業の統合の難しさも、収益の重しになりうる。
安定した配当を続けつつ、水道・ガス設備への投資と、小規模水道事業の買収、規制当局との料金交渉に力を入れる経営。生活に欠かせない水道を土台に、規制下で投資を回収しながら買収で規模を広げ、安定した料金収入を着実に伸ばす方針が特徴になっている。
規制当局が認める料金と、設備投資の動向、買収による事業拡大に依存する。料金改定で必要な収益と投資の回収が認められるか、老朽化した水道・ガス設備への投資を着実に進められるか、小規模な水道事業の買収で規模を広げられるか、そして金利の水準が、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $19.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $6.9B(35%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
- 現金・現金同等物$35M
- 他の流動資産$576M
- 固定資産$18.9B
- 流動負債$764M
- 長期借入金$8.1B
- 短期借入金$22M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $2.5B
- 売上成長率
- 18.6%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 37.2%
- 純利益率
- 24.9%
- ROE
- 9.0%
- ROIC
- 4.9%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $1B
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 40.8%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $374M
- 配当性向
- 60.6%
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