
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
原子力など安価で安定した電力を確保し、それを暗号資産の採掘と人工知能の計算の両方に生かせる点が強み。電力と用地という資産を、市況に左右される採掘から、需要が伸びるデータセンターへ転用できる。大手と組んで人工知能向けの計算基盤を提供する契約を進め、収益源を広げようとする立ち位置にいる。
安価な電力を使ってビットコインを採掘し、得たビットコインを売って稼ぐのが収益の柱。原子力など低コストで安定した電力を確保し、大規模な施設で計算機を動かして暗号資産を生み出す。近年は、その電力と用地を人工知能の計算を請け負うデータセンターに転用する事業を急いで育てている。電力を暗号資産と計算需要の両方で収益に変えて稼ぐ構造になっている。
ビットコイン価格が急落すると、採掘の採算が一気に悪化する。採掘の難易度が上がると、同じ電力で得られる暗号資産が減る。人工知能向けデータセンターへの転換には多額の先行投資がかかり、計画が遅れると資金繰りが厳しくなる。暗号資産への規制や、増資による株式の価値の希薄化も、リスクになりうる。
配当を出さず、資金を採掘設備の運用と、人工知能向けデータセンターへの転換投資に集中する経営。安価な電力を武器に、暗号資産の市況に頼る採掘から、人工知能の計算需要を取り込むデータセンター事業へ軸足を移し、稼ぐ力を高めようとする転換途上の方針が特徴になっている。
ビットコインの価格と、電力コスト、人工知能向けデータセンター事業の成否に依存する。ビットコイン価格が高いほど採掘の採算が良い。安く安定した電力を確保できるか、人工知能の計算需要を取り込むデータセンターを大手と組んで立ち上げられるか、そして多額の設備投資を賄えるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $6.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $140M(2%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約3年分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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