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強み

長年ためた地元の事業者の膨大な口コミという、後発が容易には積めない集客の土台が最大の強み。飲食店や修理業など地元の店を探す人が立ち寄る場として、その注目を広告に変えて稼ぐ。大手の検索や地図とは異なり、地元の事業者の口コミと広告に的を絞った成熟期のサイトの立ち位置にいる。

成長ドライバー

飲食店や美容、修理など地元の事業者の口コミと評価を集めたサイトとアプリを運営し、その広告が収益の柱。利用者がためた膨大な口コミが集客の土台になり、事業者は目立つ場所に表示される広告を買って客を呼ぶ。これに加え、予約や見積もりの取り次ぎなどの機能も持つ。広告を出す事業者の数と単価を増やすほど収入が伸びる。地元の事業者向けの広告で稼ぐ構造になっている。

リスク

検索の仕組みの変化や、生成人工知能が地元の店の情報を直接答えるようになれば、口コミサイトへの無料の流入が減る構造的な逆風がある。景気後退で地元の事業者が広告を絞れば収入が細る。地図や検索の大手、料理宅配のアプリなど、地元の情報を扱う強力な競合も多い。利用者の伸びが頭打ちの成熟した市場であることも弱みになる。

経営の癖

配当を出さず、自社株買いで株主に報いつつ、現金を地元の事業者向けの営業と機能の改良に充てる経営。利用者の伸びが頭打ちの成熟した市場で、広告の単価と事業者の数を地道に増やすことを重んじる。検索や人工知能による流入の変化に備え、自前のアプリへの集客を強める方針が特徴になっている。

読みの軸

地元の事業者の広告と、利用者の集客、検索の流入に依存する。飲食店や修理業など地元の事業者が広告に予算を割くか、口コミを目当てに利用者が集まり続けるか、検索からの無料の流入を保てるか、そして広告を出す事業者の数と単価を伸ばせるかが、業績を左右する大きな前提になる。

バランスシート (要約)

資産 $958M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $711M(74%)。

財務状態スコア
A健全

開示から読める範囲では借金は軽い

資産 (合計)
$958M前期比 −2.6%
2,247位 / 4,281社
  • 現金・現金同等物$216M
  • 他の流動資産$299M
  • 固定資産$444M
負債 (合計)
$248M前期比 +3.4%
2,597位 / 4,239社
  • 流動負債$172M
純資産
$711M前期比 −4.5%
1,634位 / 4,239社
自己資本比率の推移
2021
72%
2022
70%
2023
74%
2024
76%
2025
74%

この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。

収益性 (TTM)

売上高
$1.5B
1,333位 / 3,391社
売上成長率
3.7%
粗利率
—
営業利益率
12.6%
純利益率
9.9%
ROE
20.5%
ROIC
—
売上の5年推移

キャッシュフロー (TTM)

営業CF
$372M
1,024位 / 4,104社
フリーCF
$324M
764位 / 3,300社
営業CFマージン
25.4%
現金燃焼
なし(CFは流入)
フリーCFの5年推移

配当

無配

配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。

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文・sodate 編集部最終更新 出典: SEC EDGAR — Yelp の提出書類
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