ZD
Ziff Davis技術や健康、買い物という収益化しやすい分野で、多数のネットメディアと関連サービスを束ねた幅広さが最大の強み。一つの媒体に頼らず、広告と会員料の二本立てで稼ぐ。買収で媒体を集めて運営を効率化する手腕を持ち、雑多なネットメディアを収益に変える束ね役の立ち位置にいる。
技術製品の比較や、健康、子育て、買い物の情報を扱う多数のネットメディアを抱え、その広告と、企業向けの販促サービス、消費者向けの安全対策ソフトの会員料が収益の柱。買収で雑多なサイトとサービスを集め、束ねて運営する。広告に加え、繰り返し入る会員料の比率を高める。多数の媒体への流入と、広告と会員料で稼ぐ構造になっている。
景気後退で広告費が削られると、媒体の収入が細る。検索の仕組みの変化や、生成人工知能が情報を直接答えるようになれば、サイトへの流入が減る構造的な逆風がある。買収頼みの成長は、高値づかみや統合の失敗が高くつく。雑多な媒体の寄せ集めゆえ、一つひとつの競争力が問われる。
配当を出しながら、現金を媒体やサービスの買収に充てる経営。広告に頼りすぎないよう、会員料の事業の比率を高めることを重んじる。検索や生成人工知能による流入の変化に備え、媒体の質と直接の会員基盤を厚くする方針が特徴になっている。
広告の動向と、会員の継続、買収に依存する。景気に左右される広告費が保たれるか、安全対策ソフトなど会員料の事業が会員をつなぎ留められるか、買収で媒体とサービスを増やし続けられるか、そして検索や生成人工知能の変化がサイトへの流入を脅かさないかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $3.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.8B(48%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
- 現金・現金同等物$607M
- 他の流動資産$763M
- 固定資産$2.3B
- 流動負債$1.1B
- 長期借入金$718M
- 短期借入金$149M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1.5B
- 売上成長率
- 3.5%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 12.6%
- 純利益率
- 3.3%
- ROE
- 2.7%
- ROIC
- 5.5%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $407M
- フリーCF
- $288M
- 営業CFマージン
- 28.0%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- —
- 配当性向
- —
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