米国西部・南西部という成長地域で、中小企業向けの融資に長年の実績と強みを持つ点が特徴。地域ごとのブランドを保ったきめ細かい営業で、事業者との結びつきが深い。地域の中小企業を熟知した審査と、安定した預金基盤を持ち、成長地域の事業者の資金需要を取り込める立ち位置にいる。
預金を集めて企業や個人に融資し、その利ざや(貸出金利と預金金利の差)が収益の柱。米国西部・南西部の各州で、地域ごとのブランドを保った銀行を運営する。とくに中小企業向けの融資に強く、地域の事業者と深く結びつく。これに、決済や資産運用などの手数料収入が加わる。地域密着の中小企業融資から利ざやで稼ぐ構造になっている。
景気後退で中小企業の経営が悪化すると、貸し倒れが増えて損失が膨らむ。金利の急変は利ざやを圧迫し、保有する債券の評価損や預金の流出を招くこともある。地方銀行への信用不安が広がると預金が流出しやすく、商業用不動産向け融資の焦げ付きも、収益の重しになりうる。
配当を出しつつ、中小企業向け融資の強化と、地域での預金基盤の維持、堅実なリスク管理に力を入れる経営。成長地域の中小企業との結びつきを強みに、貸し倒れを抑えながら融資を伸ばし、金利の変動に備えて財務を整えて利ざやを安定して稼ぐ方針が特徴になっている。
地盤とする西部・南西部の景気と、金利の水準、融資先の健全さに依存する。地域の中小企業の業況が良く融資が伸びるか、利ざやを確保できるか、貸し倒れを低く抑えられるか、そして安定した預金を集められるかが、業績を左右する大きな前提になる。地域経済と金利が収益を大きく左右する。
バランスシート (要約)
資産 $89B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $7.2B(8%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$683M
- 長期借入金$1.5B
- 短期借入金$3.1B
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $662M
- 売上成長率
- 3.6%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 135.8%
- ROE
- 12.5%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $1.1B
- フリーCF
- $952M
- 営業CFマージン
- 162.1%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $267M
- 配当性向
- 29.7%
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