まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
社員の通信をすべて自社のクラウドを経由させて検査する、新しい防御の考え方を早くから広めた点が強み。境界を守る従来の方式に代わるこの仕組みは、クラウド時代に合い、一度導入されると業務に深く組み込まれて切り替えにくい。先行した規模と信頼を持つ立ち位置にいる。
企業の社員がインターネットや社内システムへつなぐ通信を、いったん自社のクラウドに通し、安全を確かめてから許可する仕組みの利用料が収益の柱。月額や年額の継続課金が中心だ。社員の数や使う機能に応じて料金が決まり、利用が広がるほど収入が伸びる構造になっている。
景気後退で企業のセキュリティ投資が絞られると、利用人数が減って課金が鈍る。大手のソフト会社が同様の機能を製品に組み込んで提供してくると、価格や乗り換えの圧力を受ける。採算改善の遅れや、自社で大きな障害が起きることも、リスクになりうる。
配当を出さず、利益を製品開発と、新しい防御分野への投資に振り向ける成長志向の経営。クラウド型の防御という強みを生かし、既存顧客への売り広げと新機能で継続収入を増やしつつ、採算改善も進めて稼ぐ力を育てる方針が特徴になっている。
企業のクラウド移行と、セキュリティ投資の活発さに依存する。在宅勤務やクラウドの広がりで新しい防御の需要が伸びるか、既存顧客に機能を売り広げられるか、そして競合との競争の中で支持を保てるかが、成長の前提になる。
資産 $6.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.8B(28%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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